1月某日年始の日直で出勤した。今年の正月は天気も良くその上暖かく入居者にとっては良い正月になったと思う。正月3日は正月料理で少しでも正月気分を味わっていただいている。年末についたお餅も元旦には食べていただいた。例年帰宅する人は少ないのだが今年は5名の方が日帰り帰宅された。開設当時は入居者の半分以上の方が1泊以上の帰宅されたが徐々に少なくなってきた。帰宅して風邪を引いた人も出てきて施設では帰宅を薦めなくなってきた。又、帰宅したとたん家(この場合の家とは施設のこと)に帰るといって施設に戻ってきた人もいる。

1月某日「尊厳・自立・清潔」の運営方針を守りながら施設・在宅の高齢者の生活を支えることが我々の仕事である、と年頭の挨拶をした。

1月某日
殖蓮地区民生・児童委員定例会において年頭の挨拶を行った。民生委員とは常日頃から連絡を密にし、互いに情報交換を行っておくことが地域の高齢者の生活を支える方法と捉え開設当初から行っている。

1月某日今日は在宅福祉会議である。ケアプラン作成依頼人数が170名と多いので来年度専任のケアマネを1名増員するが誰が良いか協議してもらった。

1月某日午前はどんど焼きで、午後は初市に引率した。どんど焼きは豊城の子ども育成会が主催し近くの農園で行われる。ケアハウスの入居者が参加され、豚汁やお餅をいただく。風が強く燃やせなかったが、施設で使った達磨(当施設の達磨は高崎の少林山で買っている)や飾り物を奉納した。午後は特養の入居者5名を引率して街中まで出かけた。皆さん達磨を買ったり焼きそばを買ったりして楽しい一時を過ごした。

1月某週初市の頃から風邪が流行るのが例年のパターンである。今年も熱発者が最大17名となり、入院者も最大9名(ベッド稼働率85%)となる。幸い風邪をこじらせた人で、インフルエンザ罹患者は0である。ただ措置時代と違い介護保険制度では入院者は介護報酬が無く(0となる)入院者が多いほど経営を圧迫する。当施設ではベッド稼働率90%で予算を組んである。

1月某日午後群馬県伊勢崎保健福祉事務所による在宅介護支援センターの実態調査があった。介護保険制度導入から在会センターの役割というか存在意義が薄らいできているが、地域住民の中には誰に相談したら良いか分からない人や様々な理由から相談できない人がたくさんいる。これらの人々にとって身近な相談機関としての役割は今後も変わらず必要である。又全ての人が介護保険適用になるとは限らない。

1月某日親睦会主催の歓送迎会を兼ねた新年会である。新しく入会した2名の職員は理事長らが座っているテーブルに座っている。何事も1回だけの試練である。早くロータスカラーに染まって仕事に邁進してもらいたい。

1月某日ヘルスケア2004年見学のため東京ビッグサイトに行く。当日保育園関係の展示会も同会場であったので保育園長も同行する。様々な機器、器具が並んでいたが、業務を省力するとか、利用者の待遇を良くするとかの備品類は見あたらない。

1月某日厚労省が、17年介護保険制度改正に伴い、要支援等低い介護度に認定された人に対する保険適用を見直すという情報に対し、納得する面と首をかしげたくなる面がある。確かに訪問介護で必要のない生活援助を行うことによって高齢者の生活力や生きる力を奪うこともある。逆に生活援助を行うことによって生活が規則正しくなり必要な栄養分もとれる高齢者もたくさんいる。だからすべての介護度の低い高齢者に保険適用を見直すと言うのは無理があると思う。

1月某日身体拘束廃止に関するシンポジウムに出席する。当施設も原則として身体拘束はしていないが、事故防止から家族の了解を得て身体拘束を行っている入居者はいる。だが拘束をしている方も拘束をなくす方向で様々な工夫を行っている。

2月某日主任児童委員研修で「児童虐待について」と題する高崎経済大学細井教授の講演を聴く。大変為になった講演だった。詳しくは「施設長の独り言」を参照。

2月某日最近老人ホームをつくりたいので相談に乗って欲しいという問い合わせが多い。あって話を聞くと「経営の多角化」とか「人の役に立つ仕事がしたい」という理由が多い。少ない資金でホームがつくれると建設業者に聞いたのでやってみるかというのも少なくない。それは昔の話で、今は持ち出しだけで数億になると言うと皆びっくりする。人の役に立つ仕事は、例えば製造業でも小売業でも立派に人の役に立っている。老人ホームだけが人の役に立っているわけではない。手っ取り早く訪問介護とか、通所介護とかならば営利法人でも経営できるが、簡単には利益は出ないし片手間に出来る仕事ではない、と伝える。

2月某日当施設が取引をしている銀行の親睦団体主催の講演会及び新年会に出席する。国際政治学者である浅井信雄氏の講演であった。印象に残ったことは、対国家間の交渉では最終的にどこを落とし所とするかが重要であって、ここに至るまでの過程をいかに自国にとって有利にするかが交渉になると言う。新年会では、銀行の頭取が銀行を取り巻く状況について説明した。人様のお金を預かる銀行が損益赤字であってはいけない。

2月某日朝日新聞に当施設のケアマネとホームヘルパーの活躍を伝える記事が載った。我々の仕事は高齢者の生活を支えることである、と朝礼で伝える。

2月某日群馬県労働政策課主催の労働セミナー「労働基準法の改正とその対応」に出席する。講演者は明治大学松岡二郎氏であった。私が大学生の時教養で法学概論という講義が一年続きちんぷんかんぷんであった(成績は”可”でした)が、今、年の功を稼ぐと良く理解できるのはどうしてでしょう。

2月某日産休に入っていた職員に赤ちゃんが産まれたという。めでたいことです。来年育休が終わるまで丈夫に育てて欲しい。

2月某日特養入居者の食事会があった。いつもお世話になっているプラザ・アリア(旧鷹巣会館)で、入居者14名家族6名と職員が参加して行った(翌週には入居者14名家族10名)。写真を見ると楽しそうですね。

2月某日日乃出保育園の園児たちが歌や太鼓の響きをロータスに響き渡らせてくれた。歌の後には園児たちと入居者とが園児手作りの駒で一緒に遊んだ。毎年の行事で関根園長先生をはじめ職員の皆さんには大変お世話になっている。感謝!感謝!


2月全館業者清掃と、浴室・脱衣室・機械浴室のカビ取り清掃が行われる。又2階食堂と寮母室・1階玄関周りの床表面剥離清掃も行う。見違えるようにきれいになった。清掃業者ばかりに任せるのではなく、自分たちの施設は自分たちで守ることを朝礼で伝える。

2月某日
昨年100歳を迎えた入居者の入居契約解除を行う。入院が長引き3カ月を越えるのに伴う契約解除である。当施設からの誕生日プレゼントとして、100歳記念家族と入居者との会食を設定したが、このことを深く感謝された。


2月某日朝日新聞に「介護保険、みんなで不正を防ごう」と題する社説が載った。残念ながら不正を行っている事業者がいる。社会福祉法人の社会的責任の重みからしてもロータスヴィレッジでは不正は許さないと朝礼で伝える。


     群馬県老施協ホームページ(http://www.jsgunma.jp)




 バックナンバー   03年4,5月    03年6,7月      03年7,8月     03年9,10月

                  03年11,12月

                  

                                          トップページへ戻る


ロータスヴィレッジの出来事と施設長日誌