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田中眼科医院 

最新設備と思いやりの診療で地域医療に貢献します 

〒370-1301 群馬県高崎市新町78
「選定療養認定施設」 電話:0274-42-5578 FAX: 0274-42-8655

 

日帰り手術

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病室1   病室2
病室(大部屋)   病室(個室)
     
手術室 
手術室
     
 ここはとても清潔な部屋(クリーンルーム)になっています。またドアを開けても中の空気が汚れないように空気圧が高くなっています。さらに患者さんが寝たままで手術台に移動できる可動式ベッドを採用しております。手術用顕微鏡はドイツ・ツァイス社製です。    
全身状態については、内科の大久保先生が往診してくれるので安心です。
     
主な手術


超音波白内障手術

小切開眼内レンズ挿入術

・眼内レンズ二次挿入術

・涙道内視鏡による涙管チューブ挿入術

・涙小管形成術

 


・調節式斜視手術

CO2レーザー眼瞼下垂手術

・翼状片遊離弁移植法

エキシマレーザー近視矯正術

水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術



極めて安全で、安定している白内障手術装置の導入

   2020年初めに画期的な白内障手術装置アクティブセントリーが、センチュリオンのバージョンアップとして日本に導入されました。白内障を砕いて、吸引する器具をハンドピースと言いますが、この中に眼内の圧力センサーを内蔵したのです。これにより、現在主流の高吸引を行っても、眼球は安定するため、安全になったのです。従来のセンチュリオンにも圧力センサーはあったのですが、ハンドピースから1m以上離れたチューブを介して眼内の圧力を測っていたため、高吸引の時に不安定になりがちでした。ハンドピース内に圧力センサーを内蔵する利点は、他にもあります。本来、手術を受ける人の体格によって手術中の水圧を変えるべきなのですが、今までの機種では、変更が困難でした。それがアクティブセントリーにより、いつも理想的な水圧の中で、手術ができるようになったのです。また、同時に最新のハイブリッドチップも購入いたしました。当院では、この機械を日本で最初に購入し、安全な白内障手術を目指したいと思います。

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 画期的な白内障手術装置アクティブセントリーの詳細は、ここをクリック して下さい。


画期的白内障手術装置センチュリオン
 


新しいバランスチップ
  

 白内障を安全に砕いて吸引するためには、眼内の圧力(眼圧)の安定が大事です。従来の機械は、灌流液を点滴棒につけて、その高さでコントロールしていました。この方式で、強く吸引する時は、点滴棒の高さを上げ、弱い吸引の時は高さを下げていました。センチュリオンは、眼圧を常時測定しながら、正確なポンプで眼内に灌流液を送ることができます。また、眼内から出てきた灌流液の量だけを、眼内に送るという繊細なコントロールができます。このため、従来の機械のように、眼圧の個人差で眼球が不安定になることがなくなりました。また、新しいバランスチップにより、破砕能力が格段に向上しました。さらに新しいスリーブ(鞘)により、熱損傷が起きなくなりました。2,580万円と高価な機械ですが、今回、敢えて導入いたしました。この画期的な白内障手術装置で、さらに手術成績を向上させたいと思います。

画期的な白内障手術装置センチュリオンを2台導入致しました。                 

                2019年6月20日   田中眼科院長  田中隆行



     グレアやハローが無く、遠中視力の良い多焦点レンズ

 白内障を取り除いた後に、入れる眼内レンズには、保険の効く単焦点レンズと自費の多焦点レンズがあります。多焦点レンズ自体は、30年以上前から発売されていましたが、初期のものには色々な問題がありました。その中で、グレアは特に問題でした。夜間やトンネル内で、光が輝いて眩しくなる現象です。ハローは、後光がさすように光が広がってしまうことで、これも問題でした。最近、これらの問題を解消した多焦点レンズが発売されました。アルコン社のアクティブフォーカスというレンズです。グレアやハローは、ほとんど感じないように作られています。遠方視力も良く、中近視力も45cmまでは良好です。また、従来の多焦点レンズでは、コントラストが落ちて問題でしたが、このレンズはコントラスト良好です。40cmより近い距離には近用鏡が必要ですので、納得が必要ですが、初めて入れてみるには適したレンズです。もし、これを入れてみて、もう少し近くを裸眼で見たい場合は、反対の目にやや近く寄りのアクティブフォーカスを入れるか、グレアやハローを承知して別のレンズを入れるか、決心をすれば良いのです。一度、入れると取り換えは困難なレンズです。まずは、副作用の少いものが良いと思います。
 多焦点レンズの手術費用は、2020年4月から 選定療養 になりました。例えば、アクティブフォーカス(球面)の場合、自費が187,000円(税込)で保険費用が60,000円(3割)なので、合計247,000円です。

                                                                                                               2020





 


測定の正確なIOLマスター700

 
 

     白内障の手術をした後で、目の中に入れるレンズ(IOL)は、その人ごとに違います。目の長さ(眼軸)や角膜のカーブが、それぞれ違うからです。従来は、眼軸測定にエコーという音波を使っていました。濁った白内障でも測定できるメリットもありましたが、それほど正確ではありませんでした。その後、ツァイス社が、レーザーで眼軸を測る装置を作り、正確度が増しました。しかし、濁った白内障では測定ができませんでした。今回、ツァイス社が赤外レーザーを巧妙に使ったIOLマスター700を開発しました。その特徴は、測定が極めて正確なことと、ほとんどの白内障でも測定が可能なことです。また、従来のエコー法と違って、目に触らず測定できるため快適で、測定も短時間です。また、機械に搭載された最新のコンピューターにより、乱視IOLLASIK眼の測定ができるようになりました。740万円と高価な機械ですが、患者負担(保険費用3割で450円)は、従来と同じです。当院では、この最高性能の機械で、白内障術後の見やすさを追求してゆきたいと思います。
                                                                    201561日 田中眼科院長 田中隆行


安全で患者に優しい麻酔法

 白内障手術の麻酔法で、手軽なのは点眼麻酔です。表面の痛みは取れますが、顕微鏡のまぶしい光をずっと見続けるのは楽ではありません。現在、主流のテノン嚢下麻酔は、眼球の奥の痛みも取れます。しかし、眩しい光をずっと見ていなくてはいけないのは同様です。そこで、当院では経テノン球後麻酔を行っています。眼球の奥の痛みもなく、眩しさもなく、眼球運動を止めるため、見続ける必要もありません。また、従来の球後麻酔の合併症(球後出血、眼球穿孔)もありません。麻酔に十数秒かかることと、術後に白目の皮下出血が出やすいことさえ理解していただければ、安全で患者に優しい麻酔法です。当院では、この最新の麻酔法を採用することにより、安心して楽に手術を受けていただきたいと思っています。     


「白内障手術例」

wpe03260.gif (196281 バイト)   wpe19780.gif (186242 バイト)

   3mmの小さな穴から機械で白内障を砕い
   ているころです。
             

 

    白内障を取り除いた後で、小切開眼内
    レンズを入れているところです。

     

白内障の手術を受ける方へ

(日帰り手術)

wpe1.jpg (10795 バイト)
     

   水晶体が濁っています。この濁った水晶体を取り除き、人工の水晶体を移植する手術です。
       これによって視力が回復します。                                    

         ・日帰り手術です。(火曜午前11:00来院し、午後手術)
    ・日帰り手術ですが、翌朝診察が必要です。
    ・麻酔は安全で無痛の経テノン球後麻酔で、手術は十数分です。
    ・手術後は安静なしで、すぐトイレにも行けます。
    ・入院、手術費用(人工水晶体を含む費用です。個室料金は2千円です)

            社 保   本 人   6万円位
                  家
族   6万円位

            国 保   本 人   6万円位
                  家
族   6万円位

                  後 期   2万円位

    ・用意するもの    
      パジャマ(前開き)、今までの眼鏡、現在服用している薬を1週間分。
     

    
    「手術までの予定」

           *術前検査                    

              1回目                    採血・眼軸測定

              2回目                    直前・全身検査 

                 (内科の大久保先生が全身検査をしてくれます)


エキシマ レーザー近視矯正術

 

 

 

 わかりやすい音声解説は、
ここをクリックして下さい!

 

 

米国VISX社製 エキシマレーザーシステム

     
 
 

近視の手術を受ける方へ

     
LASIK(レーシック)

  角膜の表層に薄いフラップを作り、めくったところにエキシマレーザーを照射して近視の矯正を行う方法です。(2008年厚労省認可)

・麻酔は痛みのない点眼麻酔で、手術は約25分(両眼)です。
・手術後は診察を行い、その後帰宅できます。
・帰宅には、車の運転は避け公共機関かタクシーを利用して下さい。
・手術後に異物感を感じますが、翌日には和らぎます。
・術後通院
    翌日、3日、1週、1ヵ月、2ヵ月、3ヵ月、6ヵ月位

        (上記以外の日に来院していただくこともあります。)

  * ウクライナ情勢によるガス納入価の増加は7.4万円(両眼)ですが、LASIK料金としては3.7万円(両眼)の上昇です。
   尚、ガス代の上昇分は、今後の納入費用により変動予定です。(
2023415
日)

 ・手術費用    片眼          17.7 万円 (従来15.8万円+ガス上昇分1.9万円)
           両眼          32.2 万円 (従来28.5万円+ガス上昇分3.7万円)

      ウェーブフロントレーシック 両眼    35.7 万円 (32+3.7万円)      

*術後3ヵ月の診察料・検査料・投薬料が含まれます。3分割可能です。
*レ-ザ-追加料金は、片眼につき2万円(3ヵ月以内)
5万円(3ヶ月以降)


PRK(ピーアールケー)
     

  角膜の表面に直接エキシマレーザーを照射し近視の矯正を行う方法です。(2000年厚労省認可)・麻酔は痛みのない点眼麻酔で、手術は約10分(両眼)です。

・手術後の痛みはレーシックより多く、当日は我慢が必要です。
・そのほか術後の検査は、レーシックと同様です。
・手術費用
         片眼   18.7 万円 (従来16.8万円+ガス上昇分1.9万円)
        
両眼    35.2 万円 (従来31.5万円+ガス上昇分3.7万円)
                

*レ-ザ-追加料金は、片眼につき2万円(3ヵ月以内)、5万円(3ヶ月以降)


画期的なレーシック機械の導入:モリアSBK

     
 

 レーシックの手術では、最初にフラップというフタを作ります。このフラップを作る機械の安定性や精度はとても重要で、手術結果の大半がこれで決まります。最近、フランスのモリア社が画期的な機械を開発し、日本に輸入されました。One Use-Plus SBKという機械です。フラップの厚さが100120ミクロンで、しかも極めて平滑な断面ができます。従来の機械は、140180ミクロンでしたので、高度近視の人もレーシックが可能になりました。また、中等度近視の人でも、この機械を使うと視力の回復が早く、術後のドライアイや知覚低下が軽くなります。角膜の厚みも多く残りますので、長期的に安全と言えます。フラップを薄く作る機械では、フェムトセカンドレーザーという別の機械も報告されていますが、それと比べても表面が平滑で、安定性は抜群です。現在、考えられる機械では、最高の成績と言えます。One Useとは、一度しか使わないという意味で、この機械は、目に触れる部分はすべて、その人にしか使わないようになっています。欠点は、この使い捨て部品が高いことですが、当院では最高性能を優先してこれに決定しました。これからも、安全で、精度の高いレーシックを目指してまいります。

     
 

低侵襲緑内障手術の最新導入

   低侵襲緑内障手術MIGS(micro invasive glaucoma surgery)として注目を集めているiStentが、2018年に認可されました。白内障の手術の後、挿入するという保険項目ができたのです。

iStentとは、医療用チタンという材質でできた長さ1mm、重さ60マイクログラムの非常に小さな緑内障治療用のインプラントです。その役割は、前房とシュレム管の間にバイパスを作成して流出を改善し眼圧を下げることです。また手術後に眼圧が下がることで緑内障治療用点眼薬の数を減らす効果が期待できます。当院では、201812月に導入し、トラベクトームとともに、安全な緑内障手術を目指してまいります。

  *  20213月に新しいアイステントインジェクトWを導入し、ステントを2本入れる手術に変更しました。



トラベクトーム術の導入

 緑内障の治療で、大事なのは眼圧を下げることです。点眼やレーザーで下がらない時には、手術が必要になります。ところが、この緑内障手術は、従来、とても大変でした。また、どの手術も結膜という白目の部分を切開する必要があるため、手術部に瘢痕形成が起きるという後遺症がありました。このため、2度目の手術の際には、同じ部位ではできないという問題がありました。アメリカで開発されたトラベクトーム術は、角膜という黒目の縁に1.7mmの隙間(スリット)を開けるだけの安全な方法です。手術そのものが楽なだけでなく、結膜を切らないので、2度目の手術も最適部位を選ぶことができます。また、術後に細菌感染の恐れが、まず起きないという利点があります。細菌感染は、とても重要で、現在、主流の濾過手術では、術後1~2%の感染率と言われています。このため、眼圧が高くてもなかなか、手術に踏み切れない場合がかなりありました。アメリカでは、数年前から臨床に応用されていましたが、この度、日本に輸入されることになりましたので、早速、導入いたしました。すばらしい機械ですが、問題点もあります。まず、手術できるのは、開放隅角緑内障だけという点です。また、機械が高価なだけでなく、使用部品が毎回8万円の使い捨て(ディスポーザブル)という問題もあります。また、製造会社から認可を受けた医師だけが使えるという制約もあります。さらに患者さんに、眼圧を下げても視野は良くならないということを十分理解してもらう必要があります。しかし、さまざまな困難を乗り越えても安全な緑内障手術は、理想です。このため、当院ではこの機械のチームを作り、訓練を行い、一丸となって実施していく覚悟です。

  緑内障の安全手術 トラベクトームの特長についてここをクリックしてご覧ください!!

新しい緑内障レーザー G6-mp(マイクロパルス)

  この度、新しい緑内障のレーザー光凝固装置が輸入されました。房水(眼圧の元)を分泌している毛様体を、安全に治療するレーザーです。従来の毛様体光凝固装置TSCPCは、毛様体を強いレーザーで加熱破壊するため、コントロールが難しく、炎症が起きたり、眼圧が下がり過ぎたりすることがありました。この新しいレーザーは、100万分の1秒ずつの発振を行うこと(マイクロパルス)により、温度上昇が起こりにくくなりました。そのため、重篤な合併症が起きなくなりました。痛み止めの麻酔は従来通りですが、数分の治療で眼圧が下がり始めます。1カ月くらいで効果をみて、数カ月後に追加することも可能です。800万円近い高価な機械ですが、早速、当院に導入しました。治療費用は3割で、1万7000円です。これまでも緑内障用のレーザーでは、初期用のSLTがあり、末期用のTSCPCも購入済でしたが、すべての病期に安全に使用できるG6-mpが揃うことになりました。より良い緑内障治療を目指してゆきたいと思います。
                                     2018年4月2日 田中眼科院長 田中隆行

新しい緑内障レーザー G6-mp(マイクロパルス)の特長についてここをクリックしてご覧ください!!



当院では炭酸ガスレーザーによる最新の眼瞼下垂手術を行っています。

 眼瞼下垂の従来の手術は、メスとハサミを用いて、切開していました。現在でもほとんどの眼科での下垂手術はこの方法です。しかし、眼瞼は血管の多い組織なので、切開部位から大量の出血が起こります。そのため、止血が大変で、手術部位が良く見えてくるまで時間がかかります。また,出血と腫れのために、きれに瞼を挙げるのが難しい場合があります。

 そこで、考えられたのが炭酸ガスレーザー装置です。このレーザーメスは、切開すると同時に止血ができるのです。そのため、短時間で手術ができるようになり、出血がほとんどないので、きれいに瞼が挙がり、術後の皮下出血も目立ちません。 ただ、導入するには、高度な研修が必要で、機械も高価(800万円)です。

 当院では、これをいち早く導入し、最新の眼瞼下垂手術を行っています。また、眼瞼下垂は数年以降に再発(老化が主因)する場合がありますが、炭酸ガスレーザーならば、出血が少ないので、再手術が可能です。 従来の手術でなく、最新の眼瞼下垂手術を受けたい方は、お気軽にご相談ください。 
                              田中眼科院長  田中隆行


 


 
                                処  方

     本院は、患者様に有利な院内処方です。薬がすぐもらえる上に会計が安くなります。

 たとえば、3割負担で150円、薬を含めて490円お得です。